沙織さんからの御礼

私の為にご支援頂きました皆様、本当にありがとうございます。移植手術を受けてから一年半が経とうとしています。
2016年12月、体調を崩し、「また具合悪くなっちゃったな。いつものように3週間ぐらいで退院できるかな。」とそういう気持ちで入院をしました。それが長い闘いの始まりでした。
想像もしていなかった心臓移植が必要と診断され、まさかこんな決断をしなければいけないなんて・・・。どうしても体調が悪い時は消極的な事ばかりを考えてしまうものです。どうしても決断ができない日々が続きました。そんな時、両親の「生きて欲しい」の言葉で、移植手術を決断しました。
その後、両親の友人や私の友人、地域の方々、元職場の方々などたくさんの方が、貴重なお時間を割いて街頭募金を行なってくださいました。そして、たくさんの方々の温かいご支援ご協力でアメリカでの手術を受ける事ができました。
その頃の気持ちを思い出そうとしてみましたが、一日一日を生き抜くことが精一杯で記憶があまりありません。
思い出せる事は移植手術を受け、目覚めた時の事です。今まで感じたことのない手足の温かさ、そして手術を受けた事により誰かが亡くなったという事実を実感し、落ち込んだ事。
同時にずっと私と一緒に生きてくれるドナー様と一生懸命に生きなければと改めて決意しました。
それからはリハビリに励み順調に回復し、念願の普通の生活を送る事ができています。
現在は多少の制限はありますが、拒絶反応もなく、定期的に通院しながら元気に過ごしております。
命のバトンを繋いでくださったドナー様、つらい悲しみの中、決断してくださったドナーのご家族様、いろいろな形でご支援くださいました皆様、ラジオ・新聞各社、メディアの皆様、募金箱を設置してくださった皆様、ご尽力いただきました日米の医療関係者様、現地でサポートしてくださった皆様、数え切れない全ての方々に感謝申し上げます。この感謝は一生忘れる事はありません。本当にありがとうございました。

勝田 沙織