両親よりご挨拶

このたび私たちの一人娘、沙織のために多くの方々がご尽力され「救う会」が立ち上がり、募金活動が開始されましたことに心より感謝申し上げます。

沙織の誕生以来、中学生の頃までは他のお子様たちと変わりなく勉強・スポーツに一生懸命でした。しかしそれ以降、次第に心臓に違和感を覚えるようになり、通常の生活にも支障をきたすようになりました。心不全で入院し、植え込み型除細動器(ICD)の装着、その改良型(CRTD)への交換と徐々に進む病状に親子三人不安の日々を過ごしてきました。

2011年の入院時に拘束型心筋症の病名が確定し、最終的に心臓移植以外に直る見込みがないと医師から診断されました。以前から漠然と、将来そういう時が来るものと思っていましたが、いざ直面すると、親としてなんとしてでも生きてほしいという思いが募ってまいりました。しかし、拘束型心筋症の沙織の状態では植え込み型補助人工心臓の装着が困難であり、現在の病状からは国内での長期間にわたる心臓移植への待機が困難な状況です。沙織には残された時間の余裕がないことからアメリカでの心臓移植を決断いたしました。

幸い、アメリカでの心臓移植実施の受け入れ病院が決定し、半ば死を覚悟していた沙織本人も心臓移植に前向きになってまいりました。

なにとぞ皆様の温かいご支援、ご協力によりまして沙織に普通の生活を取り戻す機会を、この先の明るい人生をお与え頂きますよう心よりお願い申し上げます。

勝田義則

勝田道子